松本剛志の考えること
by matsumo5402
日本とサブカルと神話と磯崎
c0160617_22104684.jpg
今日土居先生のプチ講演会があって、磯崎新論を話してくれた。

とても面白かったのだけど今日は時間がないので、また機会を設けて僕なりにあの話を咀嚼しながらこのブログにもレポートを書きたい。(と言いながら書いた試しは滅多にないけど)

今日はそのための補助線を、というかむしろ今日の話の一部のほんのメモをチラッと書いておこう。


土居先生は今日の講演の最後の最後で、磯崎の話からめちゃくちゃ飛躍して、サブカルの話題を持ち出してきた。具体的には大塚英志による『物語論で読む村上春樹と宮崎駿 ——構造しかない日本』を読んで面白かったという話だったのだが、土居先生によると、その本に展開されていたサブカル論をよくよく反芻したところ、サブカルが、主に村上春樹などにみられる物語が、というか村上春樹本人が、土居先生がかつて展開した磯崎論における磯崎新の自己と自我との関係を別の分野で体現しているではないかという話だった。磯崎がサブカルであったということではなくて、サブカルと磯崎はどこか同じような自己を体現しようとしているのかもしれない。

大塚は柄谷行人の「構造しかないサブカル」という言説をもじって「構造しかない日本」という副題をつけている。「構造しかない磯崎」とまではとても畏れ多くて言い切れないところではあるけれども…そもそも僕はまだそれほど磯崎さんを理解できていないからねー。
構造の概念は神話研究に端を発する。日本は神話の国である。その代表選手である磯崎さんとサブカル。
僕の理解はまだ本質にはほど遠いのだろうけど、とにかく面白い話だった。


というか、大塚さん原作のマンガも村上さんの小説も基本好きだから、こういう風に不意に話題に上がると、どうしてもテンション上がってしまう。という完全にオタク的性向。

P.S.土居先生本人によるレポート




はい今日のbgm


author:松本剛志
by matsumo5402 | 2009-07-23 22:15 | 晴れ
<< ケルダー 日食気分 >>