松本剛志の考えること
by matsumo5402
言葉
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これは直島です。僕は直島の海の駅がすごく好きでした。世の中にはケースバイケース/case by caseという便利な言葉があって、この建築はこの場所、この現在にここにあるからこそ、とても大切な意味を得ているように思いました。というのはまあ、至極当然のことで、建築というものは全てそうあるべきだと思うんですけど、まあ、サイトスペシフィック/site-specificって言葉で言えば簡単かもしれないけれど、僕はもう一つ時間、つまりこれがターミナルとして使われているのが今現在であるということも結構大切なのかなと思っています。つまり、何の変哲もなく釣りをしている人がいる時代と場所に、外から旅行に来た人の待合所がそっと挿入されるという状況は、場所と時間という概念が大切だと思うんです。だから何かと言うと、僕はサイトスペシフィック/site-specificという言葉がなんとなくしっくりこなくて、それは物事をxyz座標的な位置関係でしか見ていないように思えて、これはあくまでも僕自身の印象に過ぎないのですが、だから位置的な関係に加えて時間的な関係を言いたい時にはケースバイケース/case by caseという考え方でいくと、どのような答えにたどり着くだろうということに興味があります。ちなみに日本で使われているケースバイケース/case by caseはほぼ和製英語のようなもので、正式には『慎重に』とかそういうニュアンスらしい。日本で使われているケースバイケース/case by caseは英語で言うと『as the case may be』や『according to the situation』のようなニュアンスになるらしい。言語っちゅうもんは難しいですね。便利なものではありますが。


author::松本剛志
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by matsumo5402 | 2009-01-16 02:00 | 晴れ
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